信玄がうぶ湯として使った井戸を見てきました。
特に変わったところも無く普通の小さな井戸でしたが、そこに立て札があったので
信玄のうぶ湯として水を汲み上げた井戸だとわかりました。
井戸には竹のすのこが被せてあり、中は見えません。
館の裏側の静かなところにひっそりとありました。
戦火を逃れてこの静かな館で信玄は生まれたと教えていただきました。
この館には武田の家紋が軒に輝いていました。
威厳の感じられる武田菱と呼ばれているものです。
落ち着いた雰囲気の館でした。
どの時代も今と変わらず 子供が生まれると うぶ湯を使って体を清め
母の懐に抱かれて、栄養を与えられ育っていく。
信玄も同じように、井戸から汲み上げられた水で体を清められ、栄養を与えられ、
あの強い武将に育っていったんだと、神の力を感じました。